平成30年7月27日(金)

 関東エリアの事業所と本社から約60名の職員が集まり、認知症サポーター養成講座を受講しました。

 認知症サポーターは、養成講座を通して認知症に関する正しい知識を身に付け、認知症の方やそのご家族を手助けしたり、学んだことを周囲に伝える役割を担っています。エスケアメイトでは、認知症対応型サービスを提供していますが、認知症についてさらに理解を深めたいといった声や、現場で活かせる知識をもっと増やしたいとの声が聞かれたことから、当社の会議会場がある豊島区にお願いをして、講座を開催しました。

           ※テキストと、受講修了者に配布される”オレンジリング”

 講師としてお見えになった方は、過去に企業や団体を対象とした認知症サポーター養成講座にて100回を超える講師経験を有しており、受講者を飽きさせず、興味を引く工夫があちらこちらに詰まっていました。

      ※講師は過去に100回を超える講義を経験した大ベテラン。聞き逃さないよう真剣です。

 講義の内容は、『認知症と物忘れの違い』から始まり、認知症のタイプと特徴的な症状に発展しました。さらに、症状に応じたサポートの方法などについても学びました。

 後半は、現場で実際に起こり得る場面を想定し、適切な対応方法を見出すためのグループディスカッションを行いました。「どうしてこうなったのだろう?」「認知症のご本人はどういう気持ちなんだろう?」といった視点で、各々が自身の経験も織り交ぜながら、発言していました。

                ※グループディスカッションの様子

 最後に、本日学んだことで印象的だったことや職場で伝達したいことなどを発表し合いました。今まで以上に認知症の方との関わりを大切にしたいと述べた方や知識の幅が広がったなどの声が聞かれ、認知症についての理解が深められた様子が伝わってきました。

 ※受講者修了者に配布される”オレンジリング”は認知症サポーターの証。ロバのように、急がずに一歩一歩着実に進んでいくマスコットキャラクターの「ロバ隊長」が3頭刻印されています。