平成30年10月27日(土)

 小平市仲町エリアで、“なかまちハロウィンスタンプラリー”が開催されました。

 この企画は、地域包括支援事業の一環で、地域の方々が住み慣れた街でいつまでも安心して生活を続られる関係づくりを目的としたもので、小平市内でも高齢者施設や教育機関が集中する地域特性をもつ『仲町』が活動のスタート地点となりました。仲町の仲は“仲良しの『仲』”さまざまな世代がまるっと楽しく仲良く暮らせることを願って“まるっと仲よし隊”として活動を開始しました。   

 現在は地域住民の方、民生委員の方、幼稚園や保育園、高齢者施設の方などが隊員として活動しており、全6回の打合せを経て、記念すべき第1回目のイベント“なかまちハロウィンスタンプラリー”の開催を迎えました。

              ※最終ミーティングに参加する職員。仮装姿ですが、真剣に話を聞いています      

 今回のイベントは、地域の子供たちが仲町にある高齢者施設を3施設訪問し、シールを集めてお菓子と交換するというもの。エスケアステーション小平では、施設の紹介もかねてデイサービスのフロアを解放し、イベントのスタート(受付)とゴール(お菓子の配布)地点としてご来場者の受け入れを行い、キッズスペースや工作コーナーなども担当しました。誰よりも気合十分の管理者は、室内の装飾からタイムスケジュール、仮装まで抜かりなく準備し、イベントの最中もフロア内を巡回しながら、安全への配慮に努めていました。 

      

※玄関には大勢の子供たち。きちんと整列できました  ※保育園児もあそびに来てくれました

 お天気にも恵まれ、予定していた2時間はひっきりなしに来場者がお見えになりました。その総数なんと230名!フロア内には子供たちの声やボランティアさんのアナウンスが響きました。にぎやかな声に誘われ、ショートステイをご利用中のお客さまも様子を見に来られました。かぼちゃのおばけがいたり、魔女がいたりと、普段とは違ったフロアの様子に驚きながらも、ご来場者とあいさつを交わしたり、職員との会話を楽しんでおられました。

         ※入口の装飾は幼稚園児の作品。かぼちゃの表情が愛らしい♪

 ご来場者の多くが地域の子供たちと子育て世代の方でしたが、室内に入ると「外から見るより明るい!」とか、「結構広いね~。」などといった声が聞かれ、地域にある高齢者施設を身近に感じていただく機会ができたこと、また福祉施設間の交流ができたことが、地域にお住まいの方々との交流の第一歩となったことを強く感じました。

           ※よ~く見てみると、お客さまが制作した柿の木に顔が・・・